テーマ | ビルドアップ |
サブテーマ | 自陣でのビルドアップ |
対象年齢 | 13歳~18歳 |
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W-UP:パス&コントロール
サイズ | 20m×24m |
人数 | 5人 |
方法 | A⇒マーカーの前でタイミング良くボールを受ける。 B⇒コーンの外側でタイミング良く離れてボールを受ける。 パスを出したら、次の場所へ移動。 ※時間で逆回り |
キーファクター | ◆パスの質・コントロールの質 ◆オフザボールの動き ◆良い準備(ボールの移動中に観る) ◆パスの出し手・受け手のタイミング |
留意点 | ・前線にボールを当てるためのオフザボールの動きにもフォーカスする。 ・パスとコントロールの質(ON)にこだわる。 ・5人で関わるイメージを持つ。 |
解説 | パスを出した側の関わりも含めて、そのイメージを共有できれば目標達成。 受け手のタイミングについては、指導者がデモンストレーションをしてあげるとより分かりやすくなる。 オフの動きも大事だが、オンの技術もしっかりと意識させる。 |
TR1:4vs4+1フリーマンのポゼッション
サイズ | 40m×25m |
人数 | 9人 |
方法 | コーチから攻撃側(白)に配球してスタート ハーフコートで3vs3+1フリーマンでポゼッション 逆コートいる味方にパスが入ったら、各グループ1人ずつ残りてコートを移動して攻守のサポート。 守備側が相手ボールを奪ったら同じようにボールをポゼッションする。 |
キーファクター | ◆パスの質・コントロールの質 ◆ボールが来る前の(スペースを作る、観る) ◆サポートの質(幅、厚み) ◆パスの優先順位 ◆動き出しのタイミング |
留意点 | ・全員が関わりのイメージを共有する。 |
解説 | W-upで行った動きのイメージでスペースを作る・観る。 守備側を踏まえたポジショニングを意識させる。正しいポジショニングや良いコントロール・良いパスがあった場合、そのプレーに対し、<コーチが褒める>ことで基準が明確になり、選手に伝わっていく。 ※求めている基準が出なかった場合は、フリーズしてデモで明示する。 |
TR2:5vs5+2ターゲット
サイズ | 35m×40m |
人数 | 12人 |
方法 | コーチからの配球でスタート(アウトオブプレーも同様) 両サイドのコーン間:ラインゴール。 中央(赤線):ターゲットからのボールを落としてもらい、ライン突破で得点。 ※ターゲットは1タッチ |
キーファクター | ◆パスの質、コントロールの質 ◆良い準備(観る) ◆サポートの質(幅、厚み) ◆動き出しのタイミング ◆優先順位(トップ、ボランチ) |
留意点 | ・ボールを動かしながら縦パスを入れる。(止めて探さない) ・5人の中央背後のポジションにGKやCBの選手を配置する。 ・全員が関わりのイメージを共有する。 ・守備側への働きかけ。 |
解説 | ビルドアップ(ゴールへの道筋)なので、優先順位は明確にし、優先順位を 逆算してパスを付ける場所・運ぶ場所・ポジショニング・ボールの置き場所 を意識させる。守備側の働きかけも同時に行い、アタッキングサードへの侵入を防ぐ。 |
GAME:6vs6+GKのゲーム
サイズ | 50m×45m |
人数 | 14人 |
方法 | コーチからGKの配球でスタート(アウトオブプレーも同様) フォーメーションは1-3-1-2。 |
キーファクター | ◆パスの質、コントロールの質 ◆良い準備(観る) ◆サポートの質(幅、厚み) ◆動き出しのタイミング ◆優先順位(トップ、ボランチ) ◆攻守の切り替え |
留意点 | ・可能であれば、縦を長くし、3ラインを意識してプレーさせる。 ・ボールを大切にしながら攻撃し、全員が関わりのイメージ(距離感)を 共有する。 |
解説 | 各ポジションの役割を明確にし、3ラインを意識してプレーをさせる。 自陣からのビルドアップなので、ボールを簡単に失わない。 目的(ゴール)への優先順位の意識づけも忘れない。 |
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